どこの世界でも女性はおしゃれが大好き!それはインドネシアの女性達もおなじです。写真を見てください。集まった女性たちのカラフルなこと!色とりどりのおしゃれを楽しんでいますね!
女性たちがかぶっているのはヒジャブというものです。同じイスラム国でも他の国の女性たちは真っ黒な物をかぶっていたりしますが、インドネシアの女性たちの物はとってもカラフル!見ている方も楽しくなります。色だけじゃないんです。よく見るとかぶり方も色々。フリルつきもあるんですよ!あなたならどんなデザインを選びますか!?
偏西風の季節は、ベドノ村のみならず、他の周辺の村やスマランの町(地域の中心都市)も高波と強風の影響により浸水の被害を受けます。
ベドノ村からスマランの町に向かう幹線道路を走っていると、それを実感します。満潮時、道路の一部分が海水に浸かってしまうのです。なんと50cm~60cmも浸水することもあるとか!当然車両は徐行して走ることになり、それが渋滞を引き起こしています。海岸部にあるスマランの町は海抜0.75cm-3.5mしかないのです。
また、満潮時には町を流れる小さな川から海水があふれ、家にも流れ込んでいます。こうした事態は、海岸部に住む人々にとっては日常になりつつあります。床下浸水や道路の浸水は、日本でも起こることはありますが、「それが日常になっている」、というのはやはり驚くべきことです。
しかし、こうした状態に対し、何も対策を取らなければ、事態は悪化していくでしょう。スマランやベドノ村の周辺の村々では、道路のかさ上げを行い、海水が道路を侵食する事を防ごうとしています。しかし、こうした対策は根本的な対策とは言えるでしょうか?浸水時は、人々の意識がマングローブ植林に向くタイミングでもあります。
インドネシアの森林に育つチークやマホガニーといった木は家具などに向いていることで有名です。高級品として昔からヨーロッパ諸国で利用されており、日本の家具店でも目にする事が多いものです。インドネシアの町の中を歩いていると、こうした家具を制作している姿を目にすることがあります。
また、家具以外にも豊富な木材を利用して、様々な木工製品が作られています。例えばマンゴーの木材を利用して作ったお皿。エスニックなデザインが素敵ですね。たまにはこうしたお皿で気分を変えてみませんか!?
前回のブログで「2015年9月に20,000 本の苗が植林されたこと」を報告しました。今回の記事はその2か月後の様子の報告です。
この植林地でも他の植林地同様に「モニタリング活動」と呼ばれる、植林した苗の管理を始めています。管理の様子は何度かこのブログでも紹介しましたが、このモニタリング活動をやるのとやらないのとでは植林の結果に大きな違いが出てしまう大切な作業です。
直近の活動としては、苗木に添え木を結びつける作業が行われました。強い波をもたらす西風のシーズン前に、より苗木を安定させ、その流出を避けるための作業です。あらかじめ風の被害を受けにくい場所を植林地として選定していますが、念には念を入れて一本一本に木を添えていきます。添え木は、強い波から苗木たちを守ってくれることでしょう。
話は変わりますが、苗木は2か月の内にどのくらい成長していると思いますか?(マングローブはその細長い種子を苗木として利用します)この短い期間の内に、苗木からは根はもちろんの事、3~4枚の葉も出てきています。良好な土壌条件であったので、この様に順調に生育することができました。
2万本の苗木に支柱を添えていく作業は2日間続きます。干潮時は腰の深さまで泥に漬かります。そのような中では移動することすら困難です。そのため、メンバーは満潮時の作業を好みます。やっかいな作業ではありますが、苗木がしっかりと泥の中に根付くのにこの支柱が大きな役割を果たしてきているため、おろそかにはできないのです。
植林2か月後の様子を少しお分かりいただけたでしょうか。今のところ順調と言えますが、自然の中の事ですから何が起こるか分かりません。植林グループのメンバーが慎重に見守って居ますが、是非読者の皆様もブログを通して関心を持ち続けてもらえると嬉しいです!