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La Festa Autunno 2011 ダンロップリポート/リポート

La Festa Autunno 2011 ダンロップリポート
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日本のビンテージカー好きにとっての秋の一大イベント「La Festa Mille Miglia」(ラ・フェスタ ミッレミリア)が、開催15周年を迎えてさらなる洗練と進化を目指し、「La Festa Autunno」(ラ・フェスタ アウトゥーノ)と名称を変えて2011年10月8日(土)~10月11日(火)の期間に開催されました。この祭典を、今年もダンロップはスポンサードしています。

[Car No.1:ブガッティT35C] 加車両は1927年式ブガッティT35Cから1964年式フェラーリ330GT 2+2まで、珠玉の名車84台がエントリー。
走行ルートはこれまでの東京原宿明治神宮~福島県裏磐梯~栃木県ツインリンクもてぎ~東京原宿明治神宮から、東京原宿明治神宮~長野県軽井沢~静岡県富士スピードウェイ~神奈川県箱根・横浜~東京原宿明治神宮という順路に変更し、1都8県の約1200kmが舞台となりました。
エントラントは国内外から約168名が集結。主な出場者は、過去2回の優勝経験(1998年/2000年開催大会)を持つ堺正章さんご夫婦で、ほかに常連メンバーの近藤真彦さんや鈴木亜久里さん、パンツェッタ・ジローラモさん、女優の夏樹陽子さんなど、初エントリーでクレイジーケンバンドの横山剣さんとラリードライバーの篠塚建次郎さんという錚々たるメンバーが顔をそろえます。
また、今回の祭典では例年行ってきた募金活動に「がんばろう日本!」という副題を掲げ、過去14年間「La Festa Mille Miglia」のルート上でお世話になった東日本大震災の被災地への義援金を募る活動を実施しました。

Car No.27:マセラティA6 GCS 年に引き続き、「La Festa Autunno」でもダンロップ・ユーザーが数多く見受けられました。 堺正章さんドライブの1948年式マセラティA6 GCS(Car No.27)は5.50-16サイズのDUNLOP RACINGを装着。
ほかにも、1927年式ブガッティT35C(Car No.1)や1931年式アストンマーチンINTERNATIONAL LE MANS(Car No.14)、1933年式MG MAGNA K(Car No.16)、1934年式アルファロメオ6C 2300(Car No.20)、1950年式マセラティA6 PININFARINA(Car No.39)、1951年式フェラーリ340 AMERICAN(Car No.43)などがDUNLOP RACINGを履いています。
また、1934年式ベントレー3.5LITTER(Car No.21)は希少なDUNLOP GOLD SEALを、1954年式ジャガーXK120(Car No.66)はDUNLOP SP4をセットしていました。
全般的には、Vintageクラス(1919年1月1日~1929年12月31日製造の車両) /Post- Vintageクラス(1930年1月1日~1939年12月31日製造の車両) /Post War-Ⅰクラス(1940年1月1日~1949年12月31日製造の車両)でダンロップタイヤの使用車が多いようです。
あるユーザーは、「ダンロップのビンテージタイヤはグリップ力が適度に高く、タイヤと路面との接地状況も把握しやすい。耐久性も十分ですよ」と評価していました。

[Car No.21:ベントレー3.5LITTER] ンロップがビンテージカーのカテゴリーを含めてモータースポーツを支援するのには、明確な理由があります。
ラリーレイドやレースを技術開発のひとつの場として捉えているからです。過酷な走行状況では、タイヤの多様なデータが蓄積できます。 それを活用してタイヤの要求案件、具体的にはドライおよびウエットのグリップ力や耐摩耗性、直進安定性、転がり抵抗を踏まえた省燃費性能などの向上につなげるのです。
 もう1点、クルマ文化の発展を促すという点でも、モータースポーツの支援には大きな意味があります。 日本では最近、“若者のクルマ離れ”といわれますが、「La Festa Autunno」のスタート/ゴール地点であり、若者が集う東京の原宿・明治神宮付近では、「あれっ、なんてクルマ? カッコいいなぁ」「丸くて、ちっちゃくて、カワイイのもあるね」などと言いながら、多くの若者たちがビンテージカーに熱い視線を注いでいました。
また、普段は見かけないスタイルのオープンカーやグラマラスな造形のスポーツカーが実際に走っている姿を見て、子供たちも大喜びです。
クルマ文化を支える裾野を広げ、同時に古(いにしえ)の名車に敬意を表する――。
空気入りタイヤを発明したフロンティア・ブランドのダンロップは、生み出す製品と同様に、クルマ文化の“足もと”を今後も積極的に支えていきます。