高性能で高品質なタイヤの開発を促進するためには、材料開発技術の進化が非常に重要です。 しかし、ゴム材料はその分子構造や配合物の特性が複雑に関係してタイヤとしての性能を生み出しているため、その関係性を調べ、材料設計を行うのは容易なことではありません。
この状況を打破するために、ダンロップは地球規模の気候および地殻の変動メカニズムを解析することができるスーパーコンピュータの地球シミュレータや世界最高性能の放射光を生み出すことができる大型放射光施設のSPring-8、などを積極活用し、タイヤを構成する材料に焦点を当てた新材料開発技術の「4D NANO DESIGN(フォーディーナノデザイン)」を創出しました。
4D NANO DESIGN はタイヤ性能を向上させる新材料を効率的に開発するために、
①「調べる」
②「予測する」
③「作る」
④「引き出す」という4つの技術を融合。
ナノレベルで分子の挙動を表現しながら材料シミュレーションと解析を実施することで科学的かつ合理的に材料開発を行い、素材を自在にコントロールすることを可能にしました。
地球シミュレータ
SPring-8
※スワイプ操作で全体をご覧ください。
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