ダンロップが、より安全でより安心なドライビングのために、そして、過酷な冬道を走る人々のためにできることは、まだまだあります。いつも先を見て、先進の技術と新しい発想で、過酷な冬にも安心できる、新しいFACTを世に送り出すことが企業の使命だと考えています。
デジタイヤとは
スーパーコンピュータの中で実物に限りなく近いタイヤモデルを実走行と同じように走らせ、その動きを徹底的にシミュレーションするダンロップ独自のタイヤテクノロジーです。
200km/hで走行中のタイヤの接地面やタイヤ部材の動きを見たり、走行音を聞くことができるほか、雪や雨などによる路面環境の変化から受ける影響を車体やサスペンションの動きとともにシミュレーションすることができます。
また、この技術によって開発された製品のブランドとしても「デジタイヤ」を使用しています。
氷の路面をしっかり引っかく「MAXXシャープエッジ」
ダンロップ独自のサイピング技術「ミウラ折りサイプ」のサイプ幅を25%細くした「新ミウラ折りサイプ」採用により、エッジ成分を22%アップ※させた「MAXXシャープエッジ」を新開発。
シャープになった溝幅がブロックの倒れ込みを抑制することで接地面積を拡大、そして増加した多くのエッジ成分がアイスバーンをしっかりと引っかくことで、氷上でのブレーキ性能を一段と向上させています。
※=当社従来品(DSX-2)との比較において。タイヤサイズ:195/65R15 91Q
新ミウラ折りサイプの「MAXXシャープエッジ」がブロックの倒れ込みを抑制し、多くのエッジでアイスバーンをしっかり引っかく。
強くて柔らかい「ナノフィットゴム」
ダンロップ独自の新材料開発技術「4D NANO DESIGN」を駆使して開発された「ナノフィットゴム」は、高密度シリカと新開発した軟化剤の絶妙な配合により、ゴム全体は強く、接地面だけを柔らかくすることに成功。
マクロレベルでのブロック剛性を高め、また、アイスバーンのナノレベルの凹凸にしっかり密着し、氷上でのブレーキ性能を大きく向上させています。
WINTER MAXX アイスバーンブレーキのメカニズム(イメージ図
マクロレベルでの剛性を向上
高密度シリカによって構築されたネットワークで、ブロック剛性が高くなり、ブロック(サイプ)の倒れ込みを抑制。
ゴム分子がナノレベルでしっかり密着
シリカ周りの軟化剤にクッションの役割を持たせることで、ゴムの柔軟性を引き出し、アイスバーンの凹凸に密着。
たくましくなった雪上性能
WINTER MAXX のために専用設計したパターンの特長でもある、容積が大きく、太いラグ溝で、雪をしっかりと掴み、固めて前に進む、強力な雪上トラクションを発揮します。 さらに、外側のブロックを大型化した非対称パターンが、雪上での操縦安定性能をより向上させています。
容積が9%アップ※したラグ溝
雪上シミュレーション
雪がしっかり固められているため、パターン跡が鮮明に残る。
排水効果を高めた主溝
容量が40%アップ※したセンター部の主溝により排水性を高め、ウエット性能を大幅に向上させました。
また、この強力な排水効果により、シャーベット路面での走行性能も高めています。
※=当社従来品(DSX-2)との比較において
容積が40%アップ※した主溝
ハイドロシミュレーション
操縦安定性能を高めた非対称パターン
パターン外側のブロックを大型化し剛性をアップ。この外側のブロックが、しっかりと踏ん張り、ヨレのない安定したコーナリング性能を実現します。また、トレッド部のブロック剛性分布を最適化した設計により、さまざまな路面コンディションで高い操縦安定性能を発揮します。
ブロック剛性分布最適化
耐摩耗性能を高めた「MAXXシャープエッジ」と「ナノフィットゴム」
ブロックの倒れ込みを抑制した「MAXXシャープエッジ」の採用により、偏摩耗を抑制。
また、マクロレベルでの剛性を高めた「ナノフィットゴム」が、耐摩耗性能を向上させています。
ダンロップのスタッドレスタイヤは、最先端の設備を駆使し、厳寒の冬道で極限まで鍛え上げられます。
ダンロップでは、北海道・名寄市の広大な敷地に、冬季専用タイヤテストコースを開設。
高速の周回路をはじめ、氷盤と圧雪で構成された多種多様な路面を配置し、冬の実路面以上に過酷な環境下でさまざまな状況を想定したテストが繰り返されています。
ダンロップのスタッドレスタイヤは、すべてこの厳寒地で極限まで鍛えられ、開発されています。
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