Technology LAB
DUNLOPの最新「快適」「安全」「環境」技術を、アトラクティブな演出で訴求!
ダンロップが100余年の歴史の中で果たしてきたのは、つねに最先端をいくタイヤテクノロジーをクルマのために開発・提供すること。
2011年のオートサロンでは、最新技術を分かりやすい演出の「テクノロジーラボ」でご紹介しました。その様子をご覧ください。
エントランス
ダンロップの肖像が語りかける!入口を入ると空気入りタイヤの生みの親であるジョン・ボイド・ダンロップがお出迎え。その肖像画が直接「かれこれ120年以上前に私が空気入りのタイヤを開発した。今日までクルマとともに数々の技術で進化してきたダンロップ、ダンロップ・テクノロジーラボでは、私の思いを引き継いだ研究者たちから、タイヤにおける「快適」「安全」「環境」の先端技術を紹介しよう」と語りかけます。 その言葉が終わると女性研究員が登場。黄色のゲートを通過すると身体が小さくなることを紹介し、これから始まるラボの楽しさを期待させます。 ゲート内部は2種のタイヤの違いを音の響きで実感できる共鳴室の作りで、拍手をしながら通過すると音の違いが実感できる仕掛け。 最初が普通のタイヤ、次ぎが特殊吸音スポンジ入りのタイヤ。特殊吸音スポンジ入りのタイヤは音が拡がらないのが実感できます。 |
快適研究室
「特殊吸音スポンジ」の効果が体感できる研究室最初の研究室は「快適研究室」。研究室に入ると、研究員がタイヤの走行時に発生する騒音のひとつに「空洞共鳴音」があること、その解決策として「特殊吸音スポンジ」を開発し、それをタイヤの内側に貼ることで空洞共鳴音を大幅に削減することに成功したことを説明します。 特殊吸音スポンジはダンロップ独自の特許技術。実際に特殊吸音スポンジの入ったタイヤと入っていないタイヤを叩き、空洞共鳴音の違いが分かるように工夫しました。 普通のタイヤは「ボン、ボン」と太鼓のような響きのある音が発生しますが、特殊吸音スポンジ入りのタイヤは音自体が低く、しかも響きません。 この技術はダンロップの快適性へのこだわりの現れ。 「VEURO VE302」「LE MANS 4」に採用しています。 |
安全研究室
雨の日の安全、ハイドロプレーニング現象を解明2番目の研究室は安全研究室です。ここは雨の日の路面とタイヤのメカニズムを日々研究する部署です。 研究員が「ハイドロプレーニング現象」はご存じですか?と語りかけます。 ハイドロプレーニング現象とは、雨の日の高速走行中、タイヤと路面の間に水が入り込み、ハンドル操作やブレーキが利かなくなる現象。 この現象は1960年にダンロップが世界で初めて解明。それから約40年後、ダンロップはスーパーコンピューターを使った「ハイドロプレーニング・シミュレーション」を開発しました。 その成果を、ラボに設置した「排水シミュレーター」で実感できるようにしました。雨の日に時速90km/hで走っている状況を再現。 タイヤの溝から効率的に水が排水されていることが理解できます。排水シミュレーターによって、ダンロップは排水効率を溝単位で分析、ハイドロプレーニング現象が起こりにくいタイヤの開発に成功ました。 |
環境研究室
タイヤの転がり抵抗を分かりやすく解説3番目は「環境技術研究室」。環境技術研究室では、燃費に大きく影響する「タイヤの転がり抵抗」について解説します。 研究員が、転がり抵抗を抑えるにはタイヤ内部の発熱を抑えるのが必須であることを説明。研究室内にエナセーブと、従来品を用いた、タイヤ内部の発熱状況が理解できる試験機を設置。実際にタイヤを回転させエナセーブの発熱量が低いことを紹介しました。 従来品に較べエナセーブは少ない力で、より長い時間、転がり続けることができます。 つまり、エナセーブは少ない燃料で、より遠くまで走ることができるタイヤ。地球環境に負荷の少ないタイヤをダンロップの技術が実現しました。 |
エンディング
「ル・マン4」はダンロップの最新技術の集大成快適、安全、環境の最新研究成果とともに、ロングライフ性能を向上させて完成させた最新の「LE MANS 4」をディスプレーしました。LE MANS 4は120年以上続けたダンロップの研究と技術の結晶。 低燃費タイヤでは世界初の特殊吸音スポンジを採用し、 ビッグセダンから軽・コンパクトカーまで対応したコンフォートタイヤです。 |