第3回 栃木県ホンダ会 会長
岩瀬 和夫さん
「地球環境活動は、ひとつひとつの積み重ねが大事」
こんにちは、栃木県ホンダ会 会長の岩瀬和夫です。
私ども栃木県ホンダ会では、県が進めている「とちぎの元気な森づくり」に、
クルマの販売という立場で協力をさせていただいています。
これはちょうど、ハイブリッドカーの発売をきっかけに、自分達でも何か
環境保全やエコに貢献できることをしようということから始めたもので、来年度
末までに約1万3500台の新車販売を計画し、約130万円の寄付を目標と
しています。
どんなハイブリッドカーでもやはり排ガスは出ます。
私どもはクルマの売り手の責任の一環としてCO2削減につながる森づくりへの
協力を決めたわけですが、とりわけ次世代に、私たちが小さい頃遊んだような、
ふるさと栃木の美しく元気な森を引き継いでいきたいと考えています。
今、ダンロップさんが展開されている「チーム・エナセーブ」キャンペーンも、まさに同じスタンスに立たれた
地球環境活動であると感じております。とくに消費者の方と一緒になって取り組むというのがいいですね。
エコタイヤであるENASAVEを買うことでマングローブを植樹してくれる。きっと、「参加した」「協力した」という実感をもたれるのではないでしょうか。もちろん1本植えたからといってすぐにCO2がなくなるわけではありませんが、ひとつひとつ積み重ねていくということが大事なことだと思っています。
私どもも試乗車に「ENASAVE RV503」を履かせていただき、
エコタイヤの使用をPRしています。「環境」がこれだけ消費意識の
大きな要素になっている今、自動車もますます環境に配慮した走りが
みなさんの支持を得る時代になっていくと思います。
クルマがハイブリッドなら、タイヤも環境性能のあるものが選ばれる
時代になっていくでしょう。
エコカーとエコタイヤの相乗効果が楽しみですね。できれば若い方
にも、もう少し関心をもっていただけたらありがたいですね。
そしてみなさんにもうひとつお願いしたいのが、エコドライブです。
私もアイドリングはしませんし、停止したときは必ずエンジンを切る
ようにしています。
このエコドライブも、そして森づくりも、ひとりひとりがちょっと気に
することで輪が広がって、ものすごい力になっていく。
ホンダとダンロップさんが共にこうした環境への取り組みを
地道に続けていくことで、エコの輪が次々と波及していけば、
それが何よりすばらしいことだと思っています。