2012年4月12日、インドネシア中部ジャワ、ジェパラ県で
子供たちを対象に環境教育が行われました。
インドネシアの沿岸部では、過去の伐採により多くのマングローブ林が失われています。
そのため村々は高波や津波の被害を受けやすくなっており、集落ごと内陸部に移住するような動きもあります。
この地域でマングローブ林を再生させることは、環境問題のためにも、
人々の暮らしを守るためにもとても大切な事です。
この地域で生まれた子供たちにそうした事を伝え、
具体的に行動する大切さを伝えるため、環境教育を実施しています。
まずは苗木を受け取ります。今日植えるのはモクマオウとモモタマナ。
この日参加した学校の子供たちが植えた木の様子。みんなで800本を植えました。
ところでインドネシアの植樹地のひとつであるジェパラ県は、家具作りでも有名な県です。
この写真をご覧ください。
じゃじゃーん!
この彫が見事な家具はウキランと呼ばれます。
他の地域同様に、ジェパラ県の沿岸部も漁業に携わる人が多いのですが、中心部に行くと、この家具をつくる工場が立ち並んでいます。