広大な面積をもつ「チームエナセーブ」の森は、植樹と同時に以前に植樹した場所の管理作業が平行して行われていきます。 全ての植樹地で年に2回は下草刈り作業が行われます。 先月もまた、管理作業の報告が来ました。 広大な面積ですが地形は一定ではなく、ぼこぼことした土地、湿地帯、斜面、もとエビの養殖地などさまざまです。 今回の管理作業場所は、写真のようにマングローブが隠れてしまうほどの葦のような草が 生い茂っていました。 マングローブを過って刈り取らないように、最新の注意を払いながら草だけを刈って行きます。 ほとんどが手作業ですが、平らな場所では機械が使われる場合もあります。 大変な作業ですが、下草を刈り取った後に現れる整然と並んだマングローブたちがあらわれると、 とても気持ちがいいものですね。 …
子どもたちへの環境教育は、学ぶことと同時に実践することによって確かな知識の獲得へとつなげます。 マングローブセンターで技術や知識を得た子どもたちは、その後苗木作りや実際の植樹活動などに参加します。 まずは種を選別し、芽を出せる種だけを使って苗木を作ります。 そして予め作ってあった苗木を植えていきます。 ドロドロの植樹場所も、腰まで浸かる水かさの川も、子どもたちはへっちゃらです。 ずぶぬれになっても、泥だらけになっても、どんどん進んで元気に活動する子どもたちに、明るい未来を感じますね。 Check
9月14日、Ban Khaonives 学校の子どもたち60人を対象に、環境教育のための1dayキャンプが行われました。 こうした環境教育活動も「チームエナセーブ」の活動の大事な要素です。 植樹するだけでなく、植えた木々を守っていく子どもたちを育てるのです。 子どもたちはまず先月完成したマングローブセンターでマングローブの森について、またエコシステムについて学び、考えます。 「将来どんなマングローブの森を作りたい?」というテーマの絵を描いて発表したり、歌や踊り、ゲームを通じてチームワークを育てたり、楽しく学びます。 チームエナセーブのオリジナルTシャツを着て、元気に活動する子どもたちです! Check