その後の管理がしやすくなるように、また成長しやすくなるようにマングローブを等間隔に植えていきます。 そのための目印になる支柱を刺して行きます。 紐でまっすぐになるようにしたり、なれてくると紐も使わずに職人技でまっすぐに刺していったりします。 足場の悪い植樹地で支柱を運び、刺していく作業も体力勝負の作業です。 Check
マングローブの木にぶら下がっている種を採取してきて、苗木を作ります。 自然の中ではこの種のまま地面に落ちて成長します。 こうした種のままで植える植樹方法もありますが、潮に流されたり、サルたちに抜かれるなど活着率が非常に低く、せっかくの植樹が無駄になってしまいます。活着とは植物が、根づいて成長することです。 そこで種をポットで成長させ、苗として育てた後で植樹します。 これによって活着率は格段に向上します。 チームエナセーブの森の苗木も、こうして大切に育てられた苗を使っています。 苗床にきれいに育った苗木は5ヶ月育てられた苗木です。 Check
植樹作業の様子をシリーズでお送りします。 まずは植樹地の準備作業の様子です。 元々マングローブのあった場所ですが一度伐採されると日の光が入るようになり、他の植物が育ち始めます。 そうなると残ったマングローブの力で自然に再生させるためには非常に長い時間が必要となります。 そこで人の手で再生を促します。 まずは、もともとあるはずのなかった下草を刈り取ります。 残すべき木と刈り取る草を判別しながら手作業で進める、大変な力作業になります。 Check