クドゥンマランの植林の前、植林が成功するよう、様々な準備が行われました。
その一つは、お祈りの儀式です。
「植林された苗木の健やかな成長と植林メンバーの安全」を祈願し、神に祈りが捧げられました。
儀式の後、果物のお供え物が海に浮かべられました。
植林地はお墓に隣接しているため、そこに眠る死者らに
植林の許可を求める、という意味も持ちます。
実はこのお墓も波に浸食されています。
植林により、土壌の流出が抑えられる様になれば、この墓地も救うことが出来るようになると、
村人たちもご先祖様も熱い期待を寄せているのです。