植樹地域~現地ブログ~ チーム・エナセーブ

鳥を守る住民

2013年9月20日|植樹地の様子

マングローブ植林を実施しているベドノ村では何千もの鳥が
毎日マングローブ林の上を飛び交っています。
地元の大学のグループにより、サギなど20種類の鳥が
確認されています。

また、約20,000の鳥がここを住処にしているそうです。
この事は、ここで育つマングローブ林が快適なねぐらを
提供している証拠と言えるでしょう。

また、サギ類が生活しているということは、
その餌となるカニやエビなどが豊富にあるという証拠でもあります。
マングローブ林の形成に従い、自然が豊かになっていきます。
住民らはこの価値に気づき鳥達を大切に思っていますが、他の村から鳥の密猟に来る人も居ます。
そのため、村は鳥の狩猟を禁止する条例を作りました。違反すると罰金が課せられる事になるそうです。

文・写真 公益財団法人 オイスカ スタッフ
ダンロップ