植樹地域~現地ブログ~ チーム・エナセーブ

道路の恩恵

2014年7月24日|イベント,植樹地の様子

インドネシアの首都圏では渋滞が問題になっています。

高速道路がありますが、首都圏の一部にしかなく、
そのためなのか、あちこちで渋滞が発生しています。
車が少ない時間帯であれば2時間で行ける場所であっても、
渋滞時には6時間かかることもざらにあります。

ビジネスマンや旅行者は、非常に困ってしまいます。
工場も同じです。道路環境が悪い場所には工場を作ることもできません。
国の発展のためには、良い道路の整備が欠かせないと言えるでしょう。
ここマングローブの植林地では、海水により道路を削られる事態が起きています。
道がなくなってしまえば、車や自転車は走れなくなり、
大人たちも子供たちも足を水につけて通勤・通学することになります。
道を大切に思う気持ちからでしょうか、道路の周りにはマングローブが植えられています。
どうかこのマングローブが道を守ってくれますように。

文・写真 公益財団法人 オイスカ スタッフ
ダンロップ