植樹地域~現地ブログ~ チーム・エナセーブ

学生のトレンド!?

2015年8月5日|イベント

すでに何度かご紹介していますが、この地域で起きている海面上昇とそれに伴う土壌浸食の問題は深刻で、それを防ごうとマングローブ植林に挑戦する人々が増えつつあります。

最近、近隣の複数の大学の学生たちがこうした活動のイニシアチブを取り始めつつあります。彼らは、軽食をとったり魚釣りしたりするような空き時間を見つけては植林にやってきます。もちろん、自主的に、ボランティアとして来ているのです!

学生らは、村の現状を見た後、何かせざるを得ない気持ちになります。植林コーディネーターや村人達に「どうやったらいいのか」アドバイスを求め、マングローブ植林を始めました。深い泥の中での作業は、まるで遊んでいるかのように見えますが、確実に植林は進んでいきます。

6 月の一か月間に3 大学の学生らが訪れ、 3,000 もの苗が植えられました。数としては大きなものではないかもしれません。しかし、その学生らのその行動は大きなうねりを作り出そうとしています。彼らのその行動は口コミで他の学生へと伝えられました。

その彼らに刺激され、さらに多くの学生が後に続こうとしています。





文・写真 公益財団法人 オイスカ スタッフ
ダンロップ