中部ジャワ州のエコツーリズムの観光地になりつつあるBedono村の人々の様子の変化をお伝えします。
Bedono村では来訪者数の増加に従い、より多くのボートが必要となってきました。そのため、先日この地域にボート管理組合が作られました。組合のメンバーはボートの所有者たちで、日々観光客らに対してボートの運転とガイドを務めている人々です。
この組合ができる前、ボートの利用料金は定まっておらず、観光客はボートを利用する都度、料金の交渉が必要でした。
今回、組合ができた事により料金は距離や行先に関わらず一人15,000ルピア(約125円)と定められたのです。
ボートは、指定された場所に停泊し、お客様がくるのを待っています。これまで無秩序だったボート乗り場に秩序が生まれ、この地を訪れる訪問者も、安心してボートを利用する事が出来るようになりました。
今、観光ボートは村の大きな産業となりつつあります。平日でも300人、週末には500人もの人が来ることがあります。町にマングローブを復活させたい、という人々の願いは、この地域の魅力アップにつながり、外から人を呼び込み、町の経済を活発化させました。 そして今、村の産業には規律が生まれつつあります。小さなきっかけでこんなに変わっていくものでしょうか。今後もどういう風に変化していくのか、楽しみですね。