マングローブを育てるときの天敵はなんでしょう。
たとえばサル。サルは集団で来て植えた苗木を折ったり、抜いたりして遊び、植樹地をめちゃめちゃにしてしまいます。
そしてフジツボのような貝。
小さな苗木の表面に取り付くため、マングローブは呼吸が出来なくしてしまいます。
そしてツル性の草です。
このようにマングローブに巻きついて成長を阻害します。
マングローブを植えるだけではなく、その後も下草刈りなどの管理作業を必要とする理由のひとつでもあります。
こうしたツルの発生を防ぐために下草を刈り、また絡まったツル性の植物を丁寧に取り除くという手作業が必要になってくるのです。